東紀州で漕いでみぃま
1999年に伊豆で始まったシーカヤックアカデミー。今回で9回目、1〜5回までは伊豆で、6〜8回までは山口県の油谷で行われて、それぞれの地域でシーカヤックが根付いてきました。先人達の燃え上がる心を7・8回のアカデミーで感じさせてもらった私は、思わず手を挙げました。
その時には、今年5月に天草でアカデミーが行われていることはすでに決まっていましたが、それでも、手を挙げました。
そして、今まで年1回だったアカデミーを複数、開催することになり、中部地区で初めてのシーカヤックアカデミーを行なうことになりました。
何をどう準備したらいいのか分からないまま、気持ちだけで動いた数ヶ月。地元の方々、漁協の方々、行政の方々、アカデミー関係者と多くの人に助けられました。
全ての人に心より感謝致します。
東紀州はな、巨大なリアス式海岸を持っとって、シーカヤックをするにはめちゃくちゃええ場所で、海のいろんな顔が「ぎゅっ」と凝縮された地域なんやで。
早い話、海に出てみな分からんのやけどな。すんどっても、陸から見とっても何にも分からへんのやって。
東紀州の海に漕ぎ出してみぃ、みんな言うで、「がいなもんじゃな〜」って!ほんで、言われるで!海から上がってきて「これで(シーカヤック)東紀州の海を見てきた」って言うたら、「がいなもんじゃな〜」って!
シーカヤックは旅するものやと思うんさ。何ヶ月もかけて旅するものも、旅やけど、一日海の上に浮かぶのうも旅やと思うん。目の前に見えとる島まで行くのも旅やし。
行く先も時間も自分で決めたら旅なんじゃい。旅したら、海の上に自分だけの道ができるんやけど、これが自分だけの道やと思ったら、ずっと昔の人らあの海洋文化が溶けこんどんさなあ。昔の人らあも東紀州の海をいっきょったんやで。がいなもんやり。
海の道、「海路」って言うのうが、シーカヤックに乗ると見えてくるんじゃい。
海路は海だけじゃないんやで、陸があってこその海路なんやで!陸ですんどる人らあの文化も全部ひっくるめて海路なんやで、東紀州のアカデミーはよそから来た人らあも、地元にすんどるわがらも、みんな混じって海を見てみよらいってことなんさ。そしたらなんか感じてくると思うんさ。
みんなで、楽しきってく、3日間にしたいと思うもんでよろしくお願いします。
ほんまにな、東紀州の海はすごきってくんじゃい。
第9回シーカヤックアカデミー東紀州 実行委員長 森田渉
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